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レッスン44 / 59・初級(A2)

形容詞の短語尾(кра́ткие прилага́тельные)

形容詞の多くは но́вый のような長い形(長語尾)のほかに、短い形(短語尾)も持ちます。рад・гото́в・за́нят・до́лжен・бо́лен の5語は、述語では短語尾で使います。до́лжен は可能・願望・義務の言い方の記事でも扱いました。

作り方

短語尾は主語の性と数に合わせて、次のように語尾を変えます。

作り方
元の形短語尾日本語
гото́в(用意ができている・男性)гото́в彼は用意ができています
гото́вгото́ва彼女は用意ができています
гото́вгото́воそれは用意ができています
гото́вгото́вы彼らは用意ができています
рад(うれしい・男性、長語尾なし)ра́да彼女はうれしいです
за́нят(忙しい・男性、アクセントが移動)занята́彼女は忙しいです
до́лжен(〜しなければならない・男性)должна́彼女は〜しなければなりません
бо́лен(病気だ・男性)больна́彼女は病気です

男性は語尾を付けず、女性はа、中性はо、複数はыを付けます。до́лжен・бо́лен は男性形だけ е が入り、ほかの形では消えます(должна́・больна́)。

гото́в のようにアクセントが移動しない語もあれば、до́лжен のように女性・中性・複数のすべてでアクセントが語尾に移る語(должна́・должно́・должны́)もあります。за́нят は女性だけでアクセントが移り(занята́)、中性・複数は語幹のまま(за́нято・за́няты)です。бо́лен は до́лжен と同じく、女性・中性・複数のすべてでアクセントが語尾に移ります(больна́・больно́・больны́)。似た形の бо́льно は「痛い」という意味の別の単語(述語副詞)で、больно́й の短語尾中性形ではありません。рад にはこの意味で使う長語尾がなく、短語尾だけで使う単語です。

現在のことを言うときは、動詞を置かずに主語のあとへ短語尾をそのまま置きます。過去のことを言うときは主語の性・数に合わせて был・была́・бы́ло・бы́ли を、未来のことを言うときは бу́ду・бу́дешь・бу́дет など быть の未来形を、短語尾の前に置きます(Он был гото́в.「彼は用意ができていました」、Она́ бу́дет гото́ва.「彼女は用意ができているでしょう」)。これは長語尾の述語が過去形・未来形になるときと同じ仕組みで、短語尾だけの特別な規則ではありません。

ただし до́лжен では、Он до́лжен был рабо́тать.(彼は働かなければなりませんでした)のように быть を短語尾のあとに置くのが普通です。

гото́вая рабо́та(できあがった仕事)のように名詞の前に置いて修飾するのは長語尾だけの役目で、この5語の短語尾を名詞の前に置くことはありません。

使う場面

「うれしい」「用意ができている」「忙しい」「病気だ」のような一時的な状態や、「〜しなければならない」という義務を述語で言うときに、この5語を使います。

  • Она́ гото́ва.(彼女は用意ができています)
  • Он до́лжен рабо́тать.(彼は働かなければなりません)
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