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レッスン46 / 59・初級(A2)

体の使い分け(употребле́ние ви́дов)

不完了体と完了体のどちらを使うかは、動作が繰り返しか1回か、過程か結果かで決まります。完了体には現在形がないので、現在のことは不完了体でしか言えません。対の作り方は動詞の体(вид глаго́ла)の記事にあります。

作り方

不完了体(読む)と完了体(読み終える)を、過去・現在・未来の3つの時制に並べます。

作り方
時制不完了体完了体日本語
過去я чита́ля прочита́л(私は)読んでいた/読み終えた
現在я чита́ю現在形はない(私は)読んでいる
未来я бу́ду чита́тья прочита́ю(私は)これから読む/読み終える

不完了体は過去・現在・未来のすべての時制を持ちます。完了体には現在形がなく、現在形と同じ人称語尾を付けた形(прочита́ю)は未来を表します。

禁止の не открыва́й(開けないで)は、不完了体の動詞 открыва́ть の命令形です。反対に、具体的なことを1つ頼む肯定の命令では、多くの場合、完了体を使います。窓を開けてほしいときは、完了体のОткро́йте окно́.(窓を開けてください)を使います。

過去の否定文では、動作自体が起きなかったことを言うときに不完了体を使うことが多く、Я не чита́л э́ту кни́гу.(私はこの本を読んでいません)のように使います。期待されていた1回の動作が起きなかったことや、結果が出なかったことを言うときは、Я не прочита́л э́ту кни́гу.(私はこの本を読み終えませんでした)のように完了体の否定形を使います。

начина́ть(始める)・конча́ть(終える)・продолжа́ть(続ける)のあとの不定詞は、いつも不完了体です。Он начина́ет чита́ть кни́гу.(彼は本を読み始めます)のように、ここに完了体のпрочита́тьは入りません。

使う場面

習慣的に繰り返すこと、動作の途中の様子を言うときは不完了体を使います。1回だけ起きて結果が残ることを言うときは完了体を使います。禁止(「〜しないで」)を言うときは、1回の動作であっても不完了体の命令形を使うのが基本です。

  • Ка́ждый ве́чер я чита́ю кни́гу.(毎晩、私は本を読みます:繰り返し)
  • Не открыва́й окно́!(窓を開けないで:禁止)
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