レッスン一覧へレッスン57 / 59・初級(A2)
単語の作り方(словообразова́ние)
単語の終わりの部分(接尾辞)を見ると、見慣れない単語でも意味の見当をつけやすくなります。国籍や職業を表す単語、動詞から作った名詞、形容詞から作った副詞などに、決まった接尾辞のパターンがあります。下の表の接尾辞は、ロシアの国家試験ТРКИ(ロシア語検定試験)の基礎レベル(A2)の基準で、読んで見分けられればよいとされているものです。接尾辞から意味を推測するときの手がかりになります。
作り方| 元の形 | 作った単語 | 日本語 |
|---|
| Япо́ния(日本) | япо́нец | 日本人(男性) |
| студе́нт(学生) | студе́нтка | 女子学生 |
| Кита́й(中国) | кита́ец | 中国人(男性) |
| учи́тель(先生) | учи́тельница | 女性の先生 |
| журна́л(雑誌) | журнали́ст | 記者 |
| чита́ть(読む) | чита́тель | 読者 |
| реши́ть(決める) | реше́ние | 決定 |
| моро́з(氷点下の寒さ) | моро́зный | 凍えるように寒い |
| Кита́й(中国) | кита́йский | 中国の |
| матема́тика(数学) | математи́ческий | 数学の |
| ру́сский(ロシアの) | по-ру́сски | ロシア語で |
Япо́ния・Кита́й の語幹に -ец を付けると、その国の男性を表す япо́нец・кита́ец になります(Япо́ния は -ия が落ちます。Кита́й の й は書きませんが、母音のあとの е は「イェ」と読むので、кита́ец でも й の音は残ります)。студе́нт・учи́тель に -ка・-ница を付けると、女性を表す студе́нтка・учи́тельница になります。-ист は журнали́ст のように職業を、-тель は чита́тель(読む人=読者)・учи́тель のように「〜する人」を表します。
реше́ниеのように -ить で終わる動詞から名詞を作るときはе́ниеが付きます(-ать で終わる動詞なら жела́ть → жела́ние のように -ание)。моро́зныйや кита́йский、математи́ческийのように、形容詞を作るときはн・ск・и́ческが付きます。ру́сский(ロシアの)のような形容詞からは、接頭辞по-と接尾辞иを組み合わせて по-ру́сски のような副詞も作れます。同じ語幹でも接尾辞が変わると品詞や意味が変わるので、まず終わりの部分を見て、それから元の単語を思い出すと見当がつけやすくなります。
文章を読んでいて知らない単語に出会ったときに役立ちます。例えば -тель で終わる名詞なら「〜する人」、-ский で終わる形容詞なら「〜の」と見当がつきます。
- Он япо́нец.(彼は日本人です)
- Она́ говори́т по-ру́сски.(彼女はロシア語で話します)
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