レッスン一覧へレッスン56 / 59・初級(A2)
格のもう1つの使い方(употребле́ние падеже́й)
生格・与格・対格・造格・主格には、入門で見たもののほかに、よく使う使い方がもう1つずつあります。量の一部を表す生格、気持ちや状態を感じる人を表す与格、「毎週」のような頻度を表す対格、стать・рабо́тать のあとの造格、名前を言う主格です。
部分を表す生格は、ча́шка(カップ)や стака́н(コップ)のような入れ物や、量を表す単語のあとに置きます。動詞のすぐあとに置くと「いくらか」の意味になり、Купи́ хле́ба.(パンを少し買ってきて)のように言います。
作り方(元の形・生格(部分)・日本語)| 元の形 | 生格(部分) | 日本語 |
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| чай(お茶・男性) | ча́я | お茶を(少し) |
| молоко́(牛乳・中性) | молока́ | 牛乳を(少し) |
| хлеб(パン・男性) | хле́ба | パンを(少し) |
頻度は、ка́ждый(毎〜)と名詞をどちらも対格にして言います。
作り方(元の形・対格(頻度)・日本語)| 元の形 | 対格(頻度) | 日本語 |
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| ка́ждая неде́ля(毎週・女性) | ка́ждую неде́лю | 毎週 |
| ка́ждый ме́сяц(毎月・男性、無生物) | ка́ждый ме́сяц | 毎月(語尾は変わらない) |
стать・рабо́татьのあとの職業は造格になります。
作り方(元の形・造格・日本語)| 元の形 | 造格 | 日本語 |
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| врач(医者・男性) | врачо́м | 医者に(なる)/医者として(働く) |
| учи́тельница(女性の先生・女性) | учи́тельницей | 先生に(なる)/先生として(働く) |
気持ちや状態を感じる人は与格になり、人称代名詞だけでなく名詞も使えます。
作り方(元の形・与格・日本語)| 元の形 | 与格 | 日本語 |
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| Андре́й(アンドレイ・男性) | Андре́ю | アンドレイは(好きだと感じる) |
| ма́ма(母・女性) | ма́ме | 母は(〜だと感じる) |
Магази́н называ́ется «Гло́бус». のように物や場所の名前を言うときは、主語の магази́н も名前も主格です。人の名前を言う Меня́ зову́т Ле́на.(私はレーナといいます)でも名前は主格ですが、「私」は対格の меня́ になります。この言い方は対格(вини́тельный паде́ж)の記事で扱っています。
「〜を少し」という部分には生格を、「〜が好きだ」「楽しかった」のような気持ちや状態を感じる人には与格を、「毎週」「毎年」という繰り返す頻度には対格を、стать(〜になる)・рабо́тать(〜として働く)のあとの職業には造格を使います。店や町の名前を「〜という名前です」と言うときは、名前を主格のまま置きます。
- Вы́пейте ча́шку ча́я.(お茶を1杯飲んでください)
- Андре́ю нра́вится футбо́л.(アンドレイはサッカーが好きです)
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