レッスン一覧へレッスン48 / 59・初級(A2)
接頭辞付きの移動の動詞(приста́вочные глаго́лы движе́ния)
移動の動詞の記事では по-・при- を付けた пойти́・прийти́・пое́хать・прие́хать の基本だけを確認しました。ここでは у-・вы-・в- を加えた5つの接頭辞をидти́・е́хатьに付け、出かける・着く・立ち去る・(中から)出る・(中へ)入るという5つの動きを言い分けます。それぞれの接頭辞は、あとに続く前置詞とセットで覚えたほうがよいです。
идти́ に接頭辞を付けると形がйтиに変わり、е́хать はそのまま接頭辞が付きます(в-のあとはъを挟んでвъе́хатьになります)。
作り方| 元の形 | 接頭辞を付けた動詞 | 日本語 |
|---|
| идти́(歩いて行く) | пойти́ | 歩いて出かける |
| идти́ | прийти́ | 歩いて着く |
| идти́ | уйти́ | 歩いて立ち去る |
| идти́ | вы́йти | 歩いて出る |
| идти́ | войти́ | 歩いて入る |
| е́хать(乗り物で行く) | пое́хать | 乗り物で出かける |
| е́хать | прие́хать | 乗り物で着く |
| е́хать | уе́хать | 乗り物で去る(発つ) |
| е́хать | вы́ехать | 乗り物で出る |
| е́хать | въе́хать | 乗り物で入る |
вы́йти・вы́ехатьはвы́にアクセントが固定され、ほかの形でも位置が変わりません。в-をидти́に付けるときは、間にоを挟んでвойти́になります。
接頭辞を付けたこれらの動詞はどれも完了体で、1回の完了した移動を表します。идти́ に接頭辞を付けた動詞の過去形は、шёл・шла・шло・шли に接頭辞を付けて作ります(в- は вошёл、вы- はアクセントが移って вы́шел)。пойти́の過去形はпошёл(男性)・пошла́(女性)・пошло́(中性)・пошли́(複数)に、прийти́の過去形はпришёл・пришла́・пришло́・пришли́になります。
у- と вы- はどちらも離れる動きですが、у- はその場を立ち去ること、вы- は中から外へ出ることを表します。
по- は「出発する」、при- は「着く」、у- は「立ち去る」、вы- は「(中から)出る」、в- は「(中へ)入る」という意味で使います。по-・при- は行き先を表す в/на+対格(人なら к+与格)と使います。у-・вы- は離れる場所を表す из/с/от+生格と使いますが、у- は行った先を表す в/на+対格とも使います(Па́па ушёл на рабо́ту.「父は仕事に出かけました」)。в- は入る場所を表す в+対格と使います。у- のあとの от+生格は、離れる相手が人であることを表します(そのほかの前置詞の記事で見た от と同じ使い方です)。
- У́тром я пошёл в магази́н.(朝、私は店へ出かけました)
- Он пришёл домо́й в шесть часо́в.(彼は6時に家に着きました)
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