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ロシア語入力(ЙЦУКЕН)

2026年9月27日

ロシア語のキーボードで標準の配列はЙЦУКЕНです。左上の6文字(й ц у к е н)から名づけられていて、英語のQWERTYと同じ命名の仕方です。物理的なロシア語キーボードを持っていなくても、iOSやmacOS、Windowsの設定でロシア語の入力を足せば、今の端末のままキリル文字が打てます。

ロシア語入力とは

次の3つが、よく使われる配列です。

ロシア語入力とは
名前特徴主な環境
ЙЦУКЕН既定の配列。左上がй ц у к е нWindows・macOS共通
Russian (Typewriter)記号の位置が違う旧式タイプライター風Windowsの追加候補
発音式(Phonetic)ローマ字のキーの音に近いキリル文字を打つmacOSの追加候補

macOSの発音式は、QWERTYのキー配置のまま、キーの音に近いキリル文字を割り当てた配列です。ЙЦУКЕНの位置を覚えなくても、キーの見た目の音で打てます。WindowsのRussian (Typewriter)は、既定のЙЦУКЕНとは記号の位置が違う配列で、昔のロシア語タイプライターに慣れた人向けの候補として案内されています。初めてロシア語を打つ人は、まず既定のЙЦУКЕНか発音式のどちらかを選べば足ります。

端末への足し方

macOSは、Appleメニューからシステム設定を開き、キーボード、テキスト入力、編集の順に進み、追加ボタンからロシア語を選びます。iOSは、設定アプリの一般、キーボードから、新しいキーボードを追加してロシア語を選びます。どちらも、レイアウトの候補にЙЦУКЕНと発音式が並ぶので、ローマ字のキーの音でキリル文字を打ちたいときは発音式を選びます。

日本語との違い

日本語のIMEは、ローマ字や仮名を打つと、変換の候補から漢字を選ぶしくみです。ロシア語のキリル文字入力は、変換の手間がなく、キーを押すとそのままキリル文字が出ます。もう1つの違いは、日本語の入力は1つの方式にほぼそろっていますが、ロシア語はЙЦУКЕНと発音式という、覚え方が違う配列を選べる点です。ローマ字のキーボードしか使ったことがない人は、発音式を選ぶと、新しい配列を覚えずに打てます。慣れてきたら、標準の配列である既定のЙЦУКЕНに切り替えると、画面のキーボード配列とも合います。

練習問題

正しいものを選んでください。

  1. ロシア語の既定のキーボード配列は( QWERTY / ЙЦУКЕН )です。
  2. ЙЦУКЕНの名前のもとになったのは( 左上の6文字 / 作った人の名前 )です。
  3. ローマ字のキーの音でキリル文字を打てる配列は( 発音式 / Russian (Typewriter) )です。
答え
  1. ЙЦУКЕН(Windows・macOS共通の既定配列)
  2. 左上の6文字(й ц у к е нから、QWERTYと同じ命名)
  3. 発音式(QWERTYの音に近いキリル文字を割り当てる)

参考にした資料

  1. 略語と省略の書き方(сокраще́ния)`г.`が年か市かは、前後の文脈で決まると分かります。
  2. 正書法の規則(правописа́ние)г к х ж ч ш щのあとに書けない母音字と、代わりに書く母音字が分かります。
  3. アクセント(ударе́ние)アクセントの位置が単語ごとに違い、形によって変わることが分かります。
  4. アクセントの移動(подви́жное ударе́ние)単数から複数になると、アクセントが移動する語があると分かります。