店と メニューの 表示 (меню́)
2026年9月27日
ロシアのメニューと値札には、値段の記号₽と、料理の重さを示すグラムがよく並びます。₽はロシア中央銀行が2013年に定めた新しい記号で、руб.という従来の略語と一緒に見かけます。値段のほかにも、по́рция(1人前)やски́дка(割引)、а́кция(セール企画)、чек(レシート)という単語が、店でよく出てきます。
値段の 記号
| 表示 | 意味 | 備考 |
|---|---|---|
| ₽ | ルーブル記号 | 2013年制定 |
руб. | ルーブルの略語 | 従来からの書き方、₽と並んで使われる |
₽は、ロシア中央銀行が2013年12月11日に承認した記号です。値札には従来のруб.も広く使われ続けています。どちらの記号が使われていても、指している単位は同じルーブルです。値段そのものの読み方や、名詞との一致は、数詞と名詞の記事にあります。
料理の 表示
| 表示 | 意味 | 備考 |
|---|---|---|
| г/гр | グラム(重さ) | 料理名の横に書く |
| по́рция | 1人前 | メニューの単位語 |
メニューには、料理名の横に重さがグラムで添えられます。実際の値札には215 грのように書かれることも、215 гと書かれることもあります。同じ料理名でも重さが違えば別の値段になるので、注文するときは名前だけでなく数字も見ます。по́рцияは「1人前」を指す語で、追加の1人前を頼むときにもこの語をそのまま使います。
会計の 単語
| 表示 | 意味 | 備考 |
|---|---|---|
| ски́дка | 割引 | 値引きの額そのものを指す語 |
| а́кция | セール・割引企画 | 期間限定の催しを指す語 |
| чек | レシート | 会計で渡される紙 |
ски́дкаは値引きの額そのもの、а́кцияは値引きを含む催し全体を指します。「ски́дка 20%」のように割合で書かれることが多く、а́кцияは店の入口や値札の近くに大きく貼られます。会計で渡される紙はчекで、値段と品目の一覧が並びます。支払いのあとにこの紙を求められることもあるので、受け取ったら財布にしまっておくと安心です。
日本語との 違い
日本語のメニューで料理の重さを見ることは少なく、円の表記もずっと1種類のままです。ロシアのメニューは、料理名の横にグラムを添える書き方が定着していて、値段の記号も₽とруб.の2種類が並びます。会計で渡される紙をчекと呼ぶ点は、日本語のレシートと同じ発想の単語で、読み替えは要りません。
練習問題
正しいものを選んでください。
- メニューの料理名の横にある
215 грが表すのは( 値段 / 重さ / 数量 )です。 - ₽の記号ができたのは( 1990年 / 2013年 / 2020年 )です。
а́кцияの意味は( 割引の額 / 期間限定の催し / 会計の紙 )です。
答え
- 重さ(料理の重さをグラムで示す)
- 2013年(ロシア中央銀行が承認)
- 期間限定の催し(ски́дкаは額そのもの)
参考に した 資料
- Росси́йский рубль(ロシア語版Wikipedia)「был утверждён 11 декабря́ 2013 го́да」(2026-09-27閲覧)
- 飲食店のメニュー例(navisote-spb.ru)「580 руб/ 215 гр」など、重さと値段を並べた実例(2026-09-27閲覧)
- ски́дка(ロシア語版Wiktionary)値引きの定義とアクセント位置(2026-09-27閲覧)
- по́рция(ロシア語版Wiktionary)「ку́шанье… на одного́ едока́」の定義(2026-09-27閲覧)