接続詞と複文(сою́зы)
入門 2026-09-21
接続詞(сою́зы)は、単語と単語、文と文をつなぐ単語です。и・а・но・и́ли のように対等な要素をつなぐものと、что・что́бы・потому́ что・когда́・кото́рый のように主な文に別の文を組み込むものがあります。入門(ТРКИのA1)の範囲では、この9つの接続詞と、名詞を説明する кото́рый の性による語尾の変化を押さえれば足ります。
どんなときに使うか
и・а・но・и́ли は対等な単語や文をつなぎ、что・что́бы・потому́ что・когда́・кото́рый は主な文に別の文を組み込みます。и は追加、а は軽い対比、но は強い対比、и́ли は選択を表します。что は主な文にそのまま文を続け、что́бы は目的や依頼を、потому́ что は理由を、когда́ は時をつなぎます。кото́рый は直前の名詞を説明する文をつなぎ、その名詞の性に合わせて語尾が変わります。
- Мы хоти́м ко́фе, а брат хо́чет чай.(私たちはコーヒーが欲しいですが、兄は紅茶が欲しいです)
- Э́то учи́тель, кото́рый рабо́тает в шко́ле.(これは学校で働いている先生です)
作り方
| 単語 | 使い方 | 日本語 |
|---|---|---|
| и | 対等な単語や文を追加してつなぐ | 〜と、そして |
| а | 対等な文をゆるく対比してつなぐ | 一方、〜が |
| но | 対等な文を強く対比してつなぐ | しかし |
| и́ли | 対等な単語や文から一方を選ぶ | または |
| что | 主な文に別の文をそのままつなぐ | 〜ということ |
| что́бы | 主な文に目的や依頼の文をつなぐ | 〜するように |
| потому́ что | 主な文に理由の文をつなぐ | なぜなら |
| когда́ | 主な文に時を表す文をつなぐ | 〜するとき |
| кото́рый(男性名詞のあと) | 直前の名詞を説明する文をつなぐ(主格のみ) | 〜する(男性名詞) |
| кото́рая(女性名詞のあと) | 同上 | 〜する(女性名詞) |
| кото́рое(中性名詞のあと) | 同上 | 〜する(中性名詞) |
и・а・но・и́ли は形を変えずに、対等な単語や文をそのままつなぎます。что・что́бы・потому́ что・когда́ も形を変えず、主な文のうしろに別の文を続けるだけです。кото́рый だけは説明する名詞の性に合わせて語尾が変わり、入門の範囲では кото́рый・кото́рая・кото́рое の主格の3つだけを扱います。и と а は訳文だけでは区別しにくく、前後の内容が対比になっているかどうかで選びます: Брат до́ма, и сестра́ до́ма.(兄も家に、姉も家にいます)のように同じ内容が続くときは и を、Брат до́ма, а сестра́ в шко́ле.(兄は家に、姉は学校にいます)のように違う内容が続くときは а を使います。
例文
各文の下に、接続詞の働きとなぜその語尾かを書きます。
- Брат чита́ет кни́гу и пи́шет письмо́, а сестра́ слу́шает му́зыку.(兄は本を読んで手紙を書き、姉は音楽を聞いています)
- и → 対等な単語や文を追加してつなぐ接続詞。
- а → 対等な文をゆるく対比してつなぐ接続詞。
- кни́гу → 対格。чита́ет の目的語。
- Он хо́чет спать, но до́лжен рабо́тать.(彼は眠りたいが、働かなければなりません)
- но → 対等な文を強く対比してつなぐ接続詞。
- Ты хо́чешь чай и́ли ко́фе?(紅茶とコーヒー、どちらがいいですか)
- и́ли → 対等な単語から一方を選ぶ接続詞。
- Я ду́маю, что сестра́ до́ма.(姉は家にいると思います)
- что → 主な文に別の文をそのままつなぐ接続詞。
- Я иду́ в шко́лу, что́бы учи́ться, потому́ что за́втра экза́мен.(明日試験があるので、勉強するために学校へ行きます)
- что́бы → 目的をつなぐ接続詞。主語が同じときは動詞の不定詞が続く。
- потому́ что → 理由をつなぐ接続詞。
- шко́лу → 対格。方向を表す в のあと。
- Э́то учи́тель, кото́рый помога́л мне в шко́ле.(これは学校で私を助けてくれた先生です)
- кото́рый → 主格・男性。直前の名詞 учи́тель に性で一致する。
- помога́л → 過去形・男性。動詞 помога́ть(助ける)の過去形。対象は与格(мне)。
練習問題
正しいものを選んでください。
- Он хо́чет игра́ть, ( и / но / и́ли ) до́лжен занима́ться.
- Э́то кни́га, ( кото́рый / кото́рая / кото́рое ) лежи́т на столе́.
- ( Когда́ / Что / Потому́ что ) я чита́ю, брат спит.
答え
- но(「〜したいが、〜しなければならない」という対比なので но)
- кото́рая(кни́га が女性名詞なので кото́рая)
- Когда́(「私が読書しているとき」という時を表す文なので Когда́)
参考にした資料
- Государственный стандарт по русскому языку как иностранному. Элементарный уровень(Министерство образования РФ、1999)§2.2.8「СЛУЖЕБНЫЕ ЧАСТИ РЕЧИ」の接続詞一覧、§2.3.4「ВИДЫ СЛОЖНОГО ПРЕДЛОЖЕНИЯ」の複文の例(2026-09-20閲覧)
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- ロシア語能力検定 到達度判定基準4級「名詞、形容詞、代名詞の格変化」(2026-09-20閲覧)