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接続詞と複文(сою́зы)

2026年9月21日(更新:2026年11月3日)

接続詞(сою́зы)は、単語と単語、文と文をつなぐ単語です。и・а・но・и́ли のように対等な要素をつなぐものと、что・что́бы・потому́ что・когда́ のように主な文に別の文を組み込むものがあります。名詞を説明する文をつなぐ кото́рый は接続詞ではなく関係代名詞で、説明する名詞の性に合わせて語尾を変えます。

使う場面

и は追加、и́ли は選択を表します。а は2つのことを並べて比べ(「〜だが、一方〜」)、но は前の内容から予想されることに反する内容をつなぎます(「しかし」)。что は「〜と思う」「〜と言う」の「〜と」のように、考えや話の中身を表す文をつなぎます。что́бы は目的や依頼を、потому́ что は理由を、когда́ は時を表す文をつなぎます。кото́рый は直前の名詞を説明する文をつなぎます。

  • Мы хоти́м ко́фе, а брат хо́чет чай.(私たちはコーヒーが飲みたいのですが、兄は紅茶を飲みたがっています)
  • Э́то учи́тель, кото́рый рабо́тает в шко́ле.(この人は学校で働いている先生です)

作り方

作り方
単語使い方日本語
и対等な単語や文を追加してつなぐ〜と、そして
а2つのことを並べて比べる一方、〜が
но前の内容から予想されることに反する内容をつなぐしかし
и́ли対等な単語や文から一方を選ぶまたは
что考えや話の中身を表す文をつなぐ〜と、〜ということ
что́бы主な文に目的や依頼の文をつなぐ〜するように
потому́ что主な文に理由の文をつなぐ〜ので、〜から
когда́主な文に時を表す文をつなぐ〜するとき
кото́рый(男性名詞のあと)関係代名詞。直前の名詞を説明する文をつなぐ(ここでは主格の形だけ)「〜する+名詞」と訳す
кото́рая(女性名詞のあと)同上同上
кото́рое(中性名詞のあと)同上同上

и・а・но・и́ли は形を変えずに、対等な単語や文をそのままつなぎます。что・что́бы・потому́ что・когда́ も形を変えません。когда́ の文は Когда́ я до́ма, я чита́ю.(家にいるとき、私は本を読みます)のように主な文の前にも置けます。кото́рый だけは説明する名詞の性に合わせて語尾が変わり、入門の範囲では кото́рый・кото́рая・кото́рое の主格の3つだけを扱います。

и と а は訳文だけでは区別しにくいので、前後の内容が対比になっているかで選びます。Брат до́ма, и сестра́ до́ма.(兄も家に、姉も家にいます)のように同じことが続くときは и を、Брат до́ма, а сестра́ в шко́ле.(兄は家に、姉は学校にいます)のように違うことを並べて比べるときは а を使います。

例文

  1. Брат чита́ет кни́гу и пи́шет письмо́, а сестра́ слу́шает му́зыку.(兄は本を読んだり手紙を書いたりしていますが、姉は音楽を聞いています)
  2. и → 対等な単語や文を追加してつなぐ接続詞。
  3. а → 2つのことを並べて比べる接続詞。兄と姉のしていることを比べている。
  4. кни́гу → 対格。чита́ет の目的語。
  1. Он хо́чет спать, но до́лжен рабо́тать.(彼は眠いのですが、働かなければなりません)
  2. но → 前の内容から予想されることに反する内容をつなぐ接続詞。
  1. Ты хо́чешь чай и́ли ко́фе?(紅茶とコーヒー、どちらがいいですか)
  2. и́ли → 対等な単語から一方を選ぶ接続詞。
  1. Я ду́маю, что сестра́ до́ма.(姉は家にいると思います)
  2. что → 「〜と思う」の「〜と」に当たり、考えの中身を表す文をつなぐ接続詞。
  1. Я иду́ в шко́лу, что́бы занима́ться, потому́ что за́втра экза́мен.(明日試験があるので、勉強するために学校へ行きます)
  2. что́бы → 目的をつなぐ接続詞。主語が同じときは動詞の不定詞が続く。
  3. потому́ что → 理由をつなぐ接続詞。
  4. шко́лу → 対格。方向を表す в のあと。
  1. Э́то учи́тель, кото́рый помога́л мне в шко́ле.(この人は学校で私を助けてくれた先生です)
  2. кото́рый → 主格・男性。直前の名詞 учи́тель に性で一致する。
  3. помога́л → помога́ть(助ける)の過去形・男性。対象は与格(мне)。

練習問題

正しいものを選んでください。

  1. Он хо́чет игра́ть, ( и / но / и́ли ) до́лжен занима́ться.
  2. Э́то кни́га, ( кото́рый / кото́рая / кото́рое ) лежи́т на столе́.
  3. ( Когда́ / Что / Потому́ что ) я чита́ю, брат спит.
答え
  1. но(「遊びたい」のあとに、それに反する「勉強しなければならない」が続くので но)
  2. кото́рая(кни́га が女性名詞なので кото́рая)
  3. Когда́(「私が読書しているとき」という時を表す文なので Когда́)

練習問題(例文の穴埋め3問)

参考にした資料

  1. 前置詞一覧(предло́ги)基本の7つの前置詞と、それぞれのあとに来る格が一覧で分かります。
  2. 疑問詞(вопроси́тельные слова́)疑問詞のкуда́・отку́да・ско́лько・како́йなどで質問が作れるようになります。
  3. 人称代名詞と所有代名詞(местоиме́ния)人称代名詞と所有代名詞の主格の形と、性・数の合わせ方が分かります。
  4. 文の種類(ви́ды предложе́ний)現在形では「です」に当たる動詞を省くロシア語の文の型と、疑問文・否定文の作り方が分かります。