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文の種類(ви́ды предложе́ний)

2026年9月21日(更新:2026年11月3日)

ロシア語の文は、現在形では「です」に当たる動詞を省き、名詞や副詞をそのまま並べます。疑問文はイントネーションや疑問詞で作ります。否定文は、否定する単語の直前に не を置いて作ります。

使う場面

「〜です」「〜はどこですか」「〜ではありません」のように、物や人について言う、尋ねる、打ち消すときの文です。

  • Ма́ма до́ма.(母は家にいます)
  • Ма́ма не рабо́тает.(母は働いていません)

作り方

作り方
文の種類例日本語
平叙文(主語+述語、動詞なし)Ма́ма до́ма.母は家にいます
はい・いいえの疑問文(イントネーション)Ма́ма до́ма?母は家にいますか
疑問詞を使う疑問文Где ма́ма?母はどこにいますか
否定文(не+否定する単語)Ма́ма не рабо́тает.母は働いていません

現在形では「〜です」に当たる動詞 быть を省くので、主語のあとに述語の名詞や副詞をそのまま置きます(Ма́ма до́ма.)。過去や未来では быть を使います。はい・いいえの疑問文は、語順を変えずに、尋ねたい単語のアクセント位置でイントネーションを上げて下げるだけで作ります(書くときは?を付けます)。疑問詞を使う疑問文では、кто(誰)、что(何)、где(どこ)、когда́(いつ)を文の初めに置きます。否定文は、否定したい単語の直前に не を置きます。動詞を否定するときも名詞を否定するときも、位置のルールは同じです。

日本語と比べると

ロシア語では格の語尾が、日本語の助詞と同じように単語の役割を示します。そのため、語順を入れ替えても多くの場合「誰が何をするか」は変わりません。ただし、新しく伝えたいことは文の後ろに置きます。Здесь шко́ла. は「ここに学校があります」、Шко́ла здесь. は「学校はここです」です。

例文

  1. Ма́ма до́ма.(母は家にいます)
  2. до́ма → 述語として使われている副詞。動詞なしの平叙文。
  1. Ма́ма до́ма?(母は家にいますか)
  2. 平叙文と同じ語順のまま。尋ねたい単語 до́ма のアクセントのある до で声を上げ、すぐ下げるだけで疑問文になる。
  1. Где ма́ма?(母はどこにいますか)
  2. где → 疑問詞。文の初めに置く。
  1. Ма́ма не рабо́тает.(母は働いていません)
  2. не → 否定する単語(рабо́тает)の直前に置く。
  1. Кто э́то?(これは誰ですか)
  2. кто → 疑問詞。人について尋ねる単語。
  1. Здесь шко́ла.(ここに学校があります)
  2. здесь → 場所を表す副詞。文の初めに置く語順。動詞なしで、場所と名詞を並べるだけの平叙文。
  1. Э́то не кни́га.(これは本ではありません)
  2. не → 否定する単語(кни́га)の直前に置く。
  1. Когда́ экза́мен?(試験はいつですか)
  2. когда́ → 疑問詞。文の初めに置く。

練習問題

正しいものを選んでください。

  1. — ( Кто / Что / Где )э́то? — Э́то кни́га.
  2. Ма́ма( не рабо́тает / рабо́тает не / не ).
  3. Учи́тель рабо́тает. — Кто рабо́тает? — ( Учи́тель / Учи́теля / Учи́телю ).
答え
  1. Что(答えが кни́га という物なので、人を尋ねる Кто でも場所を尋ねる Где でもなく Что)
  2. не рабо́тает(рабо́тает の直前に не を置く語順が正しく、рабо́тает не のように動かさない)
  3. Учи́тель(主格。質問の答えは主語と同じ形になる)

練習問題(例文の穴埋め2問)

参考にした資料

  1. 主格(имени́тельный паде́ж)主語や呼びかけなど、辞書に載っている形のままで使う主格の8つの使い方が分かります。
  2. 人称代名詞と所有代名詞(местоиме́ния)人称代名詞と所有代名詞の主格の形と、性・数の合わせ方が分かります。
  3. 存在と所有(есть・нет)естьとнетで「ある・いる」「ない・いない」を言う文が作れるようになります。
  4. 疑問詞(вопроси́тельные слова́)疑問詞のкуда́・отку́да・ско́лько・како́йなどで質問が作れるようになります。