ペチカ

кото́рый の​格変化​(склоне́ние сло́ва кото́рый

初級 2026-09-21

接続詞と複文の記事では、кото́рый(〜する)の主格だけを、男性・女性・中性の3つの形で扱いました。кото́рый生格与格対格造格前置格でも使い、その形は直前の名詞(先行詞)の性と数に一致しながら、自分が入る文の中での働きで格が決まります。初級(ТРКИのA2)の範囲では、単数の男性・女性・中性と複数、合わせた六つの格の形を押さえれば足ります。

どんな​ときに​使うか

кото́рый は直前の名詞を説明する文の中で使う単語で、その名詞の代わりに主語や目的語、前置詞のあとの単語になります。名詞の性と数はкото́рый手前の先行詞に合わせ、格は説明する文の中でкото́рый自身が持つ働きで決まります。

  • Э́то учи́тель, кото́рый рабо́тает в шко́ле.(これは学校で働いている先生です)
  • Э́то учи́тель, у кото́рого мно́го студе́нтов.(これは学生がたくさんいる先生です)

作り方

男性女性中性複数
主格кото́рыйкото́раякото́роекото́рые
生格кото́рогокото́ройкото́рогокото́рых
与格кото́ромукото́ройкото́ромукото́рым
対格кото́рыйкото́рого(活動体)кото́руюкото́роекото́рыекото́рых(活動体)
造格кото́рымкото́ройкото́рымкото́рыми
前置格(о) кото́ром(о) кото́рой(о) кото́ром(о) кото́рых

男性と中性は生格・与格・造格・前置格が同じ語尾(кото́рогокото́ромукото́рымкото́ром)になります。女性は生格・与格・造格・前置格がすべてкото́ройという一つの形にまとまり、対格だけкото́руюになります。複数は性を区別せず、生格と前置格はкото́рых、与格はкото́рым、造格はкото́рымиです。対格は、活動体の名詞を説明するときだけ生格と同じ形を使います(活動体と不活動体ですでに確認した規則と同じです)。前置詞を伴うときは、前置詞はкото́рыйの直前に置かれ、文の他の場所に移すことはできません(у кото́рогоо кото́рой など)。主節の語順が比較的自由なロシア語でも、この語順だけは変わりません。

例文

各文の下に、кото́рый がどの格か、なぜその格かを書きます。

  1. Э́то учи́тель, у кото́рого мно́го студе́нтов.(これは学生がたくさんいる先生です)
  2. кото́рого → 生格・男性。у のあとに続く「持ち主」の構文に入る。
  3. студе́нтов → 生格・複数。мно́го のあとの単語は生格になる。
  1. Э́то друг, кото́рому я пишу́ письмо́.(これは私が手紙を書いている友達です)
  2. кото́рому → 与格・男性。писа́ть кому́「〜に書く」の相手に一致する。
  3. письмо́ → 対格。пишу́ の目的語。
  1. Э́то кни́га, кото́рую я чита́ю ка́ждый день.(これは私が毎日読んでいる本です)
  2. кото́рую → 対格・女性。чита́ю の目的語として文に入る。
  1. Э́то спорт, кото́рым занима́ется мой брат.(これは兄がしているスポーツです)
  2. кото́рым → 造格・男性。занима́ться+造格の構文に一致する。
  1. Э́то го́род, о кото́ром я мно́го чита́л.(これは私がたくさん読んだことがある町です)
  2. кото́ром → 前置格・男性。о「〜について」のあとに続く。
  1. Э́то студе́нты, о кото́рых я расска́зывал.(これは私が話したことがある学生たちです)
  2. кото́рых → 前置格・複数。оのあとに複数の前置格が続く。
  3. расска́зывал → 過去形・男性。動詞 расска́зывать(話す)の過去形。
  1. Э́то компа́ния, для кото́рой я рабо́таю.(これは私が働いている会社です)
  2. кото́рой → 生格・女性。前置詞 для のあとに続く。前置詞はкото́рыйの直前から動かさない。
  3. компа́ния が女性名詞なので、格に関わらずкото́рыйは女性の形(кото́раякото́рой など)を選び続けます。先行詞が複数の学生や本であっても、先行詞の性は問わず、複数だけを基準にкото́рыекото́рых等の複数形を選びます。先行詞が単数でも複数でも、кото́рый自身の格は説明する文の中での働きだけで決まるという原則は変わらず、先行詞の格を見てкото́рыйの格を決めることはありません。決めるのはкото́рыйが入る文の中での役割だけです。

練習問題

正しいものを選んでください。

  1. Э́то врач, ( кото́рый / кото́рого / кото́рому ) мы ви́дели вчера́.
  2. Э́то письмо́, ( кото́рое / кото́рого / кото́рому ) лежи́т на столе́.
  3. Э́то студе́нтки, ( кото́рые / кото́рых / кото́рым ) я помога́ю.
答え
  1. кото́рого(動作の対象になる活動体の男性名詞なので対格=生格と同じ形)
  2. кото́роележи́т の主語なので主格)
  3. кото́рымпомога́ю は与格を取る動詞なので複数の与格)

参考に​した​資料

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